クレジットカード参考書
ダイナースクラブカードの歴史
・「クレジットカードで払う」
今では広く普通に行われていることです。
しかし、1950年迄は現金以外で汎用性のある支払い手段は考えがたいことでした。
The Diners Club Card is the first multi-use charge card.
特定の小売店だけではなく、広く多くのシーンで使える汎用クレジットカード。
クレジットカードの歴史は正に「ダイナースクラブ」からはじまったのです。
・クレジットカード誕生に関する有名な話
舞台は1949年、ニューヨーク、エンパイヤーステートビルに隣接する有名なレストラン「Major's Cabin Grill」になります。ハミルトン・クレジット・コーポレーションのフランク・マクナマラが仕事上の相談の為、古くからの友人のアルフレッド・ブルーミングデイル、弁護士のラルフ・シュナイダーの3人でディナーをした時の出来事です。
食事が終わり、ウェイターが請求書を持ってきたその時、彼は財布が無い事に気が付きます。実は、そのディナーの前に彼はスーツを着替え、肝心の財布もその中だったのです。奥様にお金を届けてもらい助かりましたが、2度とこのような恥ずかしいことは起こすまいと誓いました。
その晩彼が考えたことは
「なぜ、支払い能力ではなく、持ち歩いている現金によって消費が制限されるのか?」
またその当時、ガソリンスタンド、デパートなど各々小売店にて使用できるハウスカードが流行していました。これは、複数枚のカードを持ち歩かなければいけない煩わしさがあったのです。
これらをヒントに、フランク・マクナマラ、アルフレッド・ブルーミングデイル、ラルフ・シュナイダーの3人は、1950年、1枚のカードで広く使用出来る「Diners Club」という新しいクレジットの会社を設立致しました。
1950年2月、マクナマラと彼の仲間ラルフ・シュナイダーは「Major's Cabin Grill」に再び訪れ、ディナーを注文します。そして、食事が終わり請求書が来た時、マクナマラは現金で支払う代わりに、小さなボール紙のカード- a Diners Club Card -を提示、サインしました。
これは、クレジットカード業界において、記念すべき最初の出来事として語り継がれております。
・1950年5月14日
ニューヨークの14のレストランを加盟店とし、200名の会員からスタートしました。
当初、加盟店独自のハウスカードとの住み分け、手数料の件等々問題も頻発し、楽な船出ではありませんでしたが、その年の末には会員数は20,000人に達しました。
そして、1952年、創始者であるフランク・マクナマラが一線から退くもダイナースクラブは成長を続け、1958年、アメリカンエキスプレス、バンク・アメリカード(VISAの前身)が参入し、汎用クレジットの概念は更なる発展を遂げることとなったのです。
参考文献:
Diners Club International
http://www.dinersclub.com/
クレジットカード参考書 : 記事アドレス | コメント (0) | トラックバック (0) | June 10, 2007
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