消費者信用歴史

クレジットカード参考書

月賦百貨店の発祥

丸井の赤いカード明治維新後、時代は大きく変化しました。
交通機関や輸送手段も発達し、それまで海岸地域を中心に活動していた「椀舟」の行商人達は、陸輸にて「出張陳列販売」を始めます。

当初、「椀舟」による販売は盆と暮2回の「節季払い」で行われておりましたが、1895年、伊予桜井「椀舟」の家庭で生まれ育った呉服店「丸善」の田坂善四郎により「月掛け売り」がなされるようになります。「月掛け売り」は「講買」と呼ばれる10人単位の講(グループ)をつくり、講の参加者全員に先に商品を渡し、代金は後で月々集金するというもの。手形による月賦販売の始まりです。

その後、「月掛け売り」は、取り扱う商品も「椀舟」行商のような漆器のみならず、家具や着物、楽器など種類が増し、常設の店舗を構えるようになります。

明治から昭和初期にかけ、田坂の下で修行した弟子達は全国各地に次々と月賦販売店を設立します。
日本で最初のハウスカードを発行した「丸井」、クレディセゾンの前身「緑屋」、OMCカードの前身「丸興」など三大月賦百貨店も本をただせば伊予桜井「椀舟」、「丸善田坂善四郎の流れを受け継いでいるのです。

参考文献:
よくわかるクレジット&カード業界 増渕正明著 日本実業出版社
現代のクレジットカードビジネス 清水一彦著 近代セールス社
クレジットの知識 植田蒼著 日本経済新聞社
桜井漆器協同組合:http://www.i-bussan.jp/sakurai/

Keywords : クレジットカード 出張陳列販売,田坂善四郎,丸善,月掛け売り

クレジットカード参考書 : 記事アドレス | コメント (0) | トラックバック (0) | September 12, 2007

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