消費者信用歴史

クレジットカード参考書

近代的な割賦販売の開始

シンガーミシン明治時代後期より、近代的な割賦制度による販売が製造会社により開始されます。

1901年(明治34年)外資系の「シンガーミシン」が横浜に支店を開設し月賦による直接販売を始めたのが最初です。当時のシンガーミシンの値段は足踏み式のものが60円、月賦を用いると75円。下取り値引きも積極的に行い、大正期にはミシンの代名詞的存在にまでなりました。

1902年(明治35年)、本屋の「丸善」(呉服屋の「丸善」とは無関係)が「ブリタニカ(大英百科全書)」の割賦販売を行い成功致します。

大正時代には「日本楽器」がピアノ・オルガンの月賦販売を開始。
昭和初期には、「東芝」や米国の大手自動車メーカー「フォード」、「ゼネラルモーターズ」も月賦販売を始めます。

経済不況の打開策として割賦制度を用いた個人消費の喚起が図られ、自動車、ピアノ・オルガン、ラジオ、自転車など多岐に亘り月賦販売の利用が増大します。当時の東京の役所による調査では、大正13年から昭和8年までの間に割賦販売を行っていた小売業者は730件にも上り、正に、クレジット消費者信用)の発展ぶりを物語っております。

しかし、大きな震災、度重なる大戦などの社会情勢により、クレジット消費者信用)は戦後まで衰退を余儀なくされことになるのです。

参考文献:
よくわかるクレジット&カード業界 増渕正明著 日本実業出版社
現代のクレジットカードビジネス 清水一彦著 近代セールス社
クレジットの知識 植田蒼著 日本経済新聞社
株式会社しんきんカード:http://www.shinkincard-saiyo.jp/
シンガーミシン:http://www.singerhappy.co.jp/

Keywords : クレジットカード シンガーミシン,クレジット,消費者信用

クレジットカード参考書 : 記事アドレス | コメント (0) | トラックバック (0) | September 13, 2007

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