クレジットカード参考書
J-Debit(ジェイデビット)
普段何気なく使っている「決済」という言葉。
狭義の意味は「対価(現金等)の受け渡しによって売買取引を済ませる」こと。
つまり、利用の時点で現金の移動を伴わないクレジットカードや電子マネーは、厳密には、「決済手段」ではなく、「支払手段」という表現が正しいかも知れません。
汎く日常で用いられる"決済手段"とは、「現金」と、即時に預金にて決済されるこの「デビットカード」の2つなのです。
デビットカードとは、金融機関のキャッシュカードを使用して、買い物やサービスなどの支払いができるサービス。購入の際、キャッシュカードを提示し端末に暗証番号を入力すると、利用代金が消費者の金融機関の口座から即座に引き落され、決済が行なわれます。
因みに「デビット(Debit)」とはバランスシートの「借方(≒資産)」から採られており、「貸方(≒負債)」にあたる「クレジット(Credit)」とは対極的な意味合いです。
クレジットカードとの違いは
①即時決済であること。(クレジットカードは後払い。)
②限度枠は自分の預金残高。(クレジットカードは設定された信用枠。)
であり、また最近比較される、Edy、Suicaなどの「電子マネー」とQUICPay、iDなどの少額支払型「クレジット」と異なる点は
③オンライン認証。(電子マネーや少額支払型クレジットはオフライン認証。)
が挙げられるでしょう。
上記は基本型であり、実際には、消費者の口座からの引き落し及び加盟店への入金は数日のタイムラグがあり、また、オフラインでサインするケースもあるようです。
海外での普及は目覚しく、例えばVISAデビットカードの場合、2006年9月末時点取扱高は2兆5,000億米ドルとクレジットカードの2兆米ドルを大きく上回っています。
日本では1998年6月に郵政省や都市銀行などが中心になって「日本デビットカード推進協議会」を設立。翌1999年1月から「J-Debit(ジェイデビット)」という名称で8つの金融機関、8つの加盟店によってサービスが開始されました。今では、国内のほとんどの金融機関(1,600強)のキャッシュカードが、全国約30万ヶ所以上の加盟店で、デビットカードとして利用可能となっております。
誕生から10年経った現在、日本でJ-Debit(ジェイデビット)の取引額はクレジットカードの3%前後。お国柄や様々な要因が絡むにせよ、まだまだ伸びる余地は大きいのではないでしょうか。
参考文献:
日本デビットカード推進協議会(J.D.C.PA):http://www.debitcard.gr.jp/
Visa Inc.:http://www.visa.com/
MasterCard:http://www.mastercard.com/
Discover Financial Services:http://www.discoverfinancial.com/
PULSE EFT Association:https://www.pulse-eft.com/
クレジットカード参考書 : 記事アドレス | コメント (0) | トラックバック (2) | January 5, 2008
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